2006年07月28日

_ [その他]言語獲得過程は理路整然としているわけではないようだ

小さい子供と遊んでいると、会話のつじつまがあわないことがたくさんある。もっと小さい子供になると、もはや何を言っているのかさっぱりわからないことのほうが多い。

でも僕の頭は大人のそれなので、なんとなくつじつまを合わせるような思考で会話を試みてしまう傾向があるようだ。

しかしそんな必要はないのかもしれない、ということを、下記のエントリを拝見して思った。

Hiroaki Suzuki's Blog:単なるバブバブじゃないんだよな
http://edhs.ri.aoyama.ac.jp/~susan/archives/2006/07/post_188.html
2つとも発話の中身はなんだか分からないのだが、
立派な発話のスタイル、会話のスタイルを持っているというところがすばらしい。
ここらへんから学習が始まるんだろうねぇ。
単語覚えて、文法を入れておいて、
適当な語用論をつまみ食いして、
という形で言語を獲得するわけじゃないんだと思うなぁ。

人間って不思議。

_ [映画]CG 映画は苦手、と『ポセイドン』

僕は実写映画の中で CG を見るのが苦手なタイプのようだ。「あ、いまの CG だ」とわかると、すぐに興ざめしてしまう。ちょっともったいないタイプ。ウルトラマンとかスターウォーズ(4,5,6) みたいな、いわゆる特撮なら平気なのに、なぜか CG は苦手…。

CG技術はどんどん進化しているはずだし、制作側もいかに質感を本物に近づけるかに心血を注いでいるはずなのに、なんであんなに簡単にすぐ CG だと見破れちゃうんだろう。人間の目ってすごいなと思う。

(いや、実際には見破られていない場面のほうが数としては多いのかも)

さて、ロハス関連で検索ネットサーフィンしていたら、こんなブログエントリに出会った。

LOHAS な住まい・暮らしの情報Blog:映画「ポセイドン」&「ポセイドン・アドベンチャー」比較と、LOHAS商標権問題
http://bb.e-state.ne.jp/archives/2006/06/221119.php

この間公開された映画『ポセンドン』は、古のヒット作『ポセンドン・アドベンチャー』のリメイクなのだが、製作にあたっては次のようなアプローチが採られたのではないか、という説が紹介されていた。

  • オリジナルの評判が高いだけにリメイクは最初から分が悪い。
  • だから真正面からの勝負は避けよう。
  • 具体的には、前作の肝である「人間描写の厚み」を綺麗さっぱり捨てる。
  • 代わりに、超リアルなCGやドルビーデジタル音声を駆使したVFXをこれでもかと使い、ポセイドンが大津波を受ける様や、船外・船内のダメージの描写を中心にした「パニック・ジェットコースター・ムービー」を作る。

こうしてリメイク版は、前作と比較しようがない、まったく別物の作品に仕立てられたのだそうだ。

うーんなるほど。僕としては、オリジナル版がとても見たくなった。人間描写面白そう。

ちなみにリメイク版を見た人が書いた面白い感想ページを見つけたので記しておきます。一緒に見に行ったという理系?な旦那さんのツッコミが面白かったです。

映画DVDレビュー色即是空日記+α:ポセイドン
http://www.shikisokuzekuu.com/50780410.html

_ [その他]自転車専用道路

自転車専用道路

欧州では普通に設置されている国も多いという自転車専用道路。日本でもたまに見かけます。

写真は、広めの歩道に設置されているタイプのもの。でも、ほとんどの自転車は守っておらず、歩行者区域でも走っていた。道がすいていればそれでもいいのだけれど、歩行者の横をビュンビュン走られるのはやっぱり危なく見える。

日本の自転車立国への道は遥かに遠いのかなと感じた光景。

本日のTrackBacks(全2件) []
_ 色即是空日記+α:ポセイドン (2006年07月30日 21:42)

いやー、気持ちいいくらいにパニック映画でした!! タイタニックが嫌いな私にはこういうののほうがいい。 人物の背後関係も津波のわけも ばっさりと斬捨御免! あっという間に転覆して4000人の乗客が数百人まで減ってしまうんです。 ムスカがいたらきっとこう云うく..

_ 映画、言いたい放題!:ポセイドン (2006年10月11日 15:19)

1972年、ジーン・ハックマン主演の「ポセイドン・アドベンチャー 」を ウォルフガング・ペーターゼンがリメイク。 本当は映画館で観たかった。(T^T) DVDで鑑賞。 大みそかの夜。 北大西洋を航海中の豪華客船ポセイドン号ではカウントダウン・パーティの真っ最中。 その頃