バンドは10月8日に初のライブ出演が決まりました。そこで練習にも熱が入っています。
そんな練習曲の中に、Nowhere Man があります。まだ3人しかいないビートルズコピーバンドですが、この曲はその人数不足をカムフラージュしやすい曲です。ギターが1本足りなくても違和感がほとんどないですし、全編に渡って美しい3声コーラスが入っていることもその要因です。
そんなある種不純な?動機で選んだ曲ですが、今日の練習中には不覚にもかなりジーンときながら演奏してしまいました。なんかねー、最近の自分を重ね合わせてしまったんですよ。
松江に来て人脈がガクンと減って(というかゼロになって)、気分転換の機会も喜びを共有できる他者もゼロになってしまって、虚無感のようなものにおそわれることがしばしばあるのです。そんな自分がこの曲を歌っていると、まるでジョンが自分に歌いかけてくれるような感じすらしてきたのです。
doesn't have a point of view knows not where he's going to isn't he a bit like you and me nowhere man, please listen you don't know what you're missing nowhere man, the world is at your command
そうです。この節の最後にあるように、世界は僕を待っていてくれるのかもしれません。
he's as blind as he can be just sees what he wants to see nowhere man, can you see me at all ? nowhere man, no worry take your time, no hurry leave it all 'till somebody else will lends you a hand
ジョンはなんてやさしい歌詞を書いてくれたのでしょう。
ジョンはビートルズ初期の自分の作品に対してあまりいい評価をしていませんが、"in my life" や "help!" といった曲については「いま振り返っても、これらの曲はよくかけていると思う」と、晩年になっても回想しています。そして Nowhere Man についても、それは同様だったように記憶しています。
最後に、ジョンがどんな人だったかを知るために最適だと思うアルバムをご紹介します。伝記映画『イマジン』のサウンドトラック盤です。ビートルズ時代、そしてソロ時代を通じて、ジョン・レノンという人をとてもよく表現できているアルバム(選曲)だと思います。…あれ?Nowhere Man は入っていなかったのか!?(笑)
うまく表現できないのですが、けんごさんは冷静で、我が道を堂々と歩いて行っていて、とても強い人だと感じていたので、「松江に来て…云々…虚無感のようなものを感じることがある」と聞いて、ああ、あのけんごさんでもそういうことがあるのかと、変な話ですが少し安心しました。同じ人間なのだな、と(笑)。<br>でも、それを冷静に文章にできるけんごさんは、やっぱり強い人だなと思います。とりとめなくて、すみません。
あはは、人間宣言でもしちゃおっかな〜(笑)。冗談はさておき、東京時代は確かに強い人に見られやすかったような気はします。でもそれは自分が強いからではなくて、友達が僕を必要としてくれたり認めてくれたりしていたからなんだと思います。ありていな表現になりますが、周りの方々に支えられていたんだなあと思います。<br><br>でもあのまま東京にいても悩んでいたかもね〜、とも思います。いろいろそういう年頃(笑)になってきたのではないかなと。<br><br>そんな風にいろいろ考えながらいまは暮らしています。大いなる実験中であります。
けんご神。<br>人間けんごの姿を見て(みてないけど)、ワタシもなんとなくほっとしたクチです。<br>ホッとしたという意味は、どういう意味かは、自分でもよくわかりません。(笑)<br><br>ワタシの信念は"In My Life"ですが、けんごさんもそうでしょう。そうにちがいない。そうと言え。(笑)