2006年12月03日

_ [サッカー]横浜FC 今期最終戦

ウェーブ中

ホームで最終戦はラッキーです。すでに初の優勝を決めてしまったこともあり、場内は試合開始前からお祭りハッピームード満点でした。アウェイゴール裏以外は満席で、試合前からウェーブも。

さて懸念していた先発メンバーですが、意外にも完全フルでした。でもまよく考えてみれば対戦相手への礼儀として明らかにベター。

試合経過を簡単にまとめます。

  • 前半20分くらいでカズ out、アレモン in。普段より 45 分早い展開に驚き。
  • 愛媛の 18 番がスピードスターでちょっと気になりました。
  • 後半、30m ほどの FK が逆サイドにいったところをダイレクトボレーで鄭容臺(チョン・ヨンデ)がシュート。ゴール。
  • その 10 分くらい後、さっきの FK と同じような位置にドリブルで抜け出した城がセンタリング。これをアレモンがダイビングヘッド。ゴール。
  • 終了前、なぜか横浜FC ベンチ前が騒然。わやわやのうちに高木監督が退席。なんだったんだ。

で試合終了。2-0 の勝利で最終戦を飾りました。

夕陽

ふと見るとアウェイ側に沈む見事な夕陽。あの 8 年前のあの日も夕陽が残酷なまでにきれいだったと聞いていますが、きっとそれと同じ夕陽。でも意味合いは真逆。

試合後は J2 優勝の表彰式。記念皿を授与された後に場内一周。

山口素弘が子供を連れていたんですが、あの 8 年前のあの子がすごく大きくなっていて感激。あ、ついでに子供の数も増えていました(笑)。

J2 No.1 GK との呼び声も挙がってきた菅野が、実は大変なムードメイカーだったことが露に。確かに優勝決定時も一番騒いでいたものなあ(笑)。

城の引退セレモニーはありませんでしたが、サポーターからの年間 MVP も受賞したり、一度引っ込んだ後にコールに応えてまた出てきてくれたりと、心温まる交歓会が繰り広げられました。 もしかしたら今年の小倉みたいに、来年の J1 の開幕戦で公式な引退セレモニーがあるのかもしれませんね。

少しだけ気になったのは、試合後のセレモニーにカズが出てこなかったこと。年間 MVP の 2 位表彰もあったのに、「ケガ治療のため今は出て来られません」というアナウンスが。 うーん、どうしたんだろう。城の花道のために遠慮したのか、あるいはまさかなんらかの不満が…ってカズでそれはあまり考えられないですが。だがしかしうーん。

歴代在籍選手名…懐かしの名前がずらり

それにしても。創設運動から微力ながら関わった者としては大変に感慨深い日でした。

そして、優勝っていいなあ、と思いました。これは一度知ったらもう元には戻れないですね。勝者のメンタリティの最も重要な原料なのでしょう。

JFL 緒戦を見て、そして J2 優勝という区切りも見られて。不思議な運を感じたりもしました。

というわけで来年はみなさん、J1 のスタジアムでお会いできるのを楽しみにしています。

追記 1

高木監督退席の理由は、判定に激してペットボトルを蹴り上げたためだそうです。

しかしなぜ蹴り上げたのか、の理由がふるっていました。そして試合で北村への声援がひときわ大きかった理由と、高木監督が退席時にゴール裏の声援に応える仕草をしていた理由もわかりました。

『フットボール定食』というサイトでこの顛末を記したエントリが公開されていますのでご興味のある方はぜひ。

フットボール定食 - 最終戦、高木琢也監督が見せた「男気」
http://www.football-teishoku.jp/2006/12/post_140.html

追記 2

カズの謎ですが、試合前半で腰を痛めての交代だったそうです。 だからいつもより早かったのか。しかし痛めたなんて、見てて全然わからなかった。

セレモニーの後に TVK への出演があったのですが、そこにもカズは「試合中に怪我をしていま検査中」という理由で参加していませんでした。

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