2006年12月24日

_ [音楽]続・プリファブ、"Cruel"、そして青木美智子

8月26日のエントリでもご紹介していたプリファブ・スプラウトのアルバムを、ごっそりと入手した。あと残りはファースト作だけだ。

やっぱり素晴らしい。曲も、そして歌詞も。歌詞は後期に行けば行くほどどんどんよくなる。この人たちの曲を自分でも演奏してみたいと思うが、残念ながら英語の歌詞のままでは日本人のお客さんに伝わる素晴らしさは半分にも満たないだろう。困った。悲しい。

ところで今回聴き直していて、"Cruel" の最後の一節 my contribution, to urban blues が、小沢健二の「ある光」の“僕のアーバンブルーズへの貢献”の元ネタだと気づいた。どちらも10何年も聴いているのに、なんで今日まで気づかなかったんだろう。

あとエルヴィス・コステロは彼らがインディーシングルでデビューしたときからのファンで、"Cruel" を一時期ライブレパートリーにもしていたらしい。そしてプリファブの "Cruel" 発表後にコステロが作ったアルバムは『Goodbye Cruel World』というタイトルだったけど、これってもしかしたらプリファブの "Cruel" に触発されていたんじゃないかな。なんて考えるのも楽しい。

さて、僕は HARCO の曲における青木美智子のコーラスが大好きなんだけど、それはそこに wendy smith の影を感じ取っていたからなんだなと、今日気づいた。てかプリファブとか HARCO とかに関わらず、あんな感じの女性コーラスのことが大好きなのね俺。きっと。

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