_ [サッカー]僕は今野が好きだ

サッカーの言葉 - 今野泰幸　彼以外は考えられない

http://www.ouchi.com/archives/2007/02/post_83.html

僕が彼のことを知ったのは、2003 年のワールドユースだったか。当時 J2 の札幌所属にしてユース代表では重要な選手、という評判を聞きながらプレイを見た。残念ながらこのときの印象は残っていない。

明けて 2004 年。アテネ五輪のアジア最終予選に向けた U-23 代表に、今野は飛び級で招集された。そして親善試合のイラン戦に先発出場した。このときの働きが素晴らしかった。これは外せない選手だと思った。余談になるがこのときに同じくデビューした闘莉王にも僕は釘付けになった。

その後も今野は活躍を続け、最終予選では MVP 級の働きを見せた。僕もホームでのレバノン戦を見に行ったが、このときは今野のワンボランチでびっくりした。同ポジションでしかもキャプテンの鈴木啓太を押しのけての出場。しかもすごい活躍だった。すべてのボールは今野を経由していた、という思い出がある。

派手なところは全然ないけど、自分が生きる道と貢献の方法を熟知している選手だと思う。オシムが言うところの「水を運ぶ選手」タイプで、その中では飛び切りの逸材だろう。芯がぶれない雰囲気もある。僕はこういう選手が好きだ。

_ [サッカー]僕の背番号は 16、あと NOMO MAX の話

1993 年、ドーハで行われた W 杯アジア最終予選。僕はここで大活躍した中山雅史に胸を打たれた。以来、ずっと彼のことが大好きだ。

そのときにゴンちゃんがつけていた背番号が 16 だった。僕はすぐに渋谷のサッカーショップ加茂に行って、このときの中山のレプリカユニを注文した。

その後、1994 年の J リーグ開幕を控えたキャンプの映像で、クラブでは 9 番をつけているゴンちゃんが練習用のビブスで 16 番をつけているのを見た。ああ、やっぱりゴンちゃんも 16 番には特別な感情があるのかな、と思った。

こんな流れがあり、僕も 16 番が大好きになった。僕が背番号をもらうときはいつも 16 番にさせてもらっている。何かのレプリカユニを買うときも、ネームは KENGO で背番号は 16 にする。

だから代表の 16 番にはいまでも愛着がある。メンバーが発表されると、必ず 16 番が誰かをチェックしてしまう。いや、代表に限らないな。どこの国のどんなクラブでも、16 番の選手は無条件に応援したくなってしまう。

さて、野茂がドジャースに入団したときの背番号も 16 だった。その後ナイキから NOMO MAX が出たのだが、踵についてる部分、何ていうんですかあれ、タグ？いや違うな。とにかくあのつまみの部分に「16」の刺繍がしてあったのだ。僕は勇んで買いに行った。なかなか手に入らなくて苦労したなあ。

でも僕が間違えて不適切なサイズで購入してしまったため、履き心地はとても悪かった。靴自体も重かった。残念な買い物をしてしまった。

僕にとって野茂は中山ほど大切な存在ではないけれど、やはり野茂のことも尊敬しています。