上記エントリで、プログラマーを辞めて秘書になった人物のエッセイが紹介されていた。
私を知っている人達は、 私がなぜ、かくも単調で社会的地位の低いとされている仕事を しようとしているのか不思議に思いました。 私の新しい上司でさえ、退屈しないかと聞いたくらいです。 なぜ秘書になりたかったかと言えば、 私にまさにぴったりだからです。 一番大好きなことを一日中していられるようになりました。 それは物事を取りまとめることです。 (略) 私の技能がより尊敬され実入りの多いものだったら、 ものごとはもっと簡単だったでしょう。 (略) でも友人が思い起こさせてくれました。 自分が何をしているかを パーティーで話さなければならないのは5分間だけです。 いっぽう、自分がしていることとは 毎日共に生きなければなりません。 それなら、自分が大好きなことをして、 それがどう見えるかは忘れるほうがいい。 そのように私は信じています。
個人的にとてもシンパシーを感じたエッセイだった。今の自分を幸せに感じられるなら、それに勝ることはなく、コンプレックスに陥る必要もないのだと、あらためて認識させてもらえたような気がした。