僕は子供の頃、極真空手に通っていた。道場のお兄さんやおじさんたちは小さかった僕のことを、いつもとてもかわいがってくれた。いまでも感謝している。とてもいい思い出だ。空手という競技そのものも面白かった。
そんな感じなので、僕は白い道着には愛着がある。極真の空手着の胸には「極真会館」のロゴが入っていた。しかし、メーカロゴは入っていなかったように記憶している。
さて先日、おそらく外国人観光客向けっぽい武道用具ショップを見つけた。そこにディスプレイされている道着の胸にはすべてアディダスのロゴが入っていた。
僕は先述の通り、メーカロゴがない時代に道着に親しんでいたので、このアディダスロゴ道着にはちょっとした抵抗を覚えてしまった。
でもこれが時代の趨勢というやつなんだろうなと思う。
サッカークラブのユニフォームにメーカロゴやスポンサーロゴが入ったときも、抵抗感を感じた人は多かったんだろうなあ。でもいまでは熱心なファンほど、メーカやスポンサーロゴにこだわってユニフォームを買っているものね。*1
*1 例えばレアル・マドリードの場合、「やっぱり KELME で teka じゃないとね〜」みたいな。