2007年06月28日

_ [自転車]ドリンクホルダー

ドリンクホルダー

ドリンクホルダーといえばフレームにつけるのが標準なようだが、僕はハンドルバー用のアダプタを買って取り付けることにした。市街地走行にはこのほうが利便性が高いかなと思って。 これはトピーク製でボトルのサイズに合わせて調整が効くタイプのもの。500ml ペットボトルに対応しているのが便利。

_ [音楽]歌詞は国境をなかなか越えない

「matter of trust」収録

ビリー・ジョエルの matter of trust という曲が好きだ。歌詞も最高。ていうかビリーはだいたい歌詞最高*1

でも家でビリー・ジョエルを聴いているとき、あすみちゃんが「これいい曲ねー」と言ってくれるので、「この曲の歌詞はいいんだよー」と言っても、「ふーん」で終わってしまう悲劇。

すっげージレンマを感じます。

ビリー本人は英語圏外でコンサートやるときどんな気持ちなんだろう。ビリーに限らない話だけど。

「音楽は国境を越える」とよく耳にする。インスト曲の場合は確かにそういえると思う。だけど、歌詞は国境をなかなか越えない。この明らかな事実から目をそむけている人が、ミュージシャン側にもファン側にも、すごく多いような気がしている。

ということを書いたのは、matter of trust を聴いたという知人のブログエントリへのコメントだった。そのエントリはこちらです。

庭を歩いてメモをとる - 2006年12月 iPod再生回数上位曲
http://d.hatena.ne.jp/yositeru/20070101

*1 ただ英語圏の人にとっては、ビリーの歌詞はやや説教臭く感じられるところがあるらしい、と教えてもらったことがある。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
丈太朗 (2007年07月23日 16:11)

全作品と違って、このアルバムは落ち着いており、良い作品に仕上がっている。

Q (2007年07月23日 18:07)

僕は歌詞もじゅうぶん国境を越えてると思いますよー。 <br>何歌ってるのか知らないまま「歌詞に」感動することってすごく頻繁にあるじゃないですか。日本語にせよ外国語にせよ。 <br>たしかに歌詞の「意味」は国境越えてないかもしれないけど、それを言ったらネイティブの人間にだって「ちゃんと」届いてるのか? っていう疑問はものすごく強くありますし。逆に意味が分かっちゃうからこそ伝わらない (伝わりにくくなる) 部分というのもあるでしょうしね。 <br>「意味」が伝わらなくても「歌詞」は伝わる。それが誤解であろうと何だろうと、そこに生じる「感動」のほうが大事だと僕は思います。そして、そこに感動がある以上「歌詞も国境を越えている」と言い切って何の問題もないと考えます。個人的には。 <br> <br>って長々とすみません。こういう話大好きなんで(笑)

けんご (2007年07月26日 21:35)

>丈太郎先生 <br> <br>そうそう、あの頃のビリーはポップ作と地味作を交互にリリースしていた感がありますね。 <br> <br>nylon curtain(地味) <br>an innocent man(ポップ) <br>the bridge(地味) <br>storm front(ポップ) <br> <br>どれも大好きな僕ですが、ブリッジもやはり好きです。 <br>僕のアコギのギターケースに貼ってある <br>"YOU'VE GOT TO RUN" というフレーズは、 <br>このアルバム収録の「running on ice」からのものです。

けんご (2007年07月26日 21:43)

> Q ちゃん <br> <br>うん、意味性を問わずに感動する状況は僕も理解できるなあ。経験もあったと思うし。 <br>でも今の僕は、Q ちゃん言うところの歌詞の意味を重視するようになったので、歌詞の意味が伝わることこそ是、という意識になっているような気がしますね〜。 <br>人間で言うと、ルックスも中身もどっちも重要どっちも大事、みたいな。あ、でもルックスさえよければいいっていうシチュエーションも、あるか(爆)。 <br> <br>さておき、いま思いついた例だけど、I am the walrus の歌詞ってすごいじゃない?でもあのすごさって、日本語に訳すことにはほとんど価値がないようにも思うのね。さらに言うとマザーグースがどうとかエドガー・アラン・ポーがどうとか BBC ラジオの演劇がどうとか、そういう文化背景を持っていないと心底理解はできないというか。うん、その意味では Q ちゃんが言うとおり、イギリス人でも理解が浅い人はいるんだと思う。 <br>なにを言っているのかよくわからなくなってきたので今度ぜひお話しましょう(笑)。 <br> <br>余談だけど、僕が歌詞の意味性にこだわるようになったきっかけのひとつに、日本語のラップ(ヒップホップ)があります(具体的にはスチャダラパーの『ポテンヒッツ』)。 <br>まず思ったのが、歌詞の意味がわかるとラップってこんなに面白いんだ!ということ。逆に言うと、洋モノラップを単なるダンスチューンとして(歌詞の意味・内容を無視して)扱ってしまうことが、恐ろしくもったいないことに思えてしまったのね。 <br>あと kick the kan crew の曲で突然「そうナリよ」というセリフが一瞬だけ挿入されるやつがあるんだけど、その面白さは当然キテレツ大百科を体験しているという文化背景がないと理解し得ないじゃない?で、洋モノのラップにもこんなの(彼らの文化背景を前提とした小ネタ)が溢れまくっているんだろうな、と想像したら、それを知らずに一部だけを楽しんでいることがものすごく虚しくなったのね。 <br> <br>と途中で終る。

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