ジョンは最後の曲 「ツイスト・アンド・シャウト」を紹介する際、 あの名文句を発する。
僕があのジョークのことを初めて知ったのは、多分小学生のとき。ビートルズ知識と必ずセットでくっついてくる逸話。とにかく有名な話なので、その後も何回も見聞きすることになった。でも当時の僕は、あれのどこが面白いのか、何度聞いても全然理解することができなかった。
僕がやっとあのジョークの面白さに気付けたのは、大学生になってからか…いや、もしかしたら、社会人になってからかもしれない。ちょっと遅めかな。とにかく、大人になればなるほど、どんどん面白く感じられるようになってきた。
あれの映像を初めて見たのは、伝記映画『イマジン』でだった。発言寸前の企ての表情。ウケをとった後の茶目っ気たっぷりの顔。すげえなあ。悪ガキだなあ。