『Fleetwood Mac』(邦題:『ファンタスティック・マック』)収録の曲。発表は 1975 年。作者はリードシンガーのスティーヴィー・ニックス。当時 27 歳。
歌詞は下記サイトで読むことができます。
FLEETWOOD MAC - LANDSLIDE LYRICS (sing365.com)
テーマは、ベン・フォールズの Still Fighting It や、ジョン・レノンの Beautiful Boy に類する系譜。親から子に向けての、人生についての歌。例に挙げた 2 曲と同じく、僕はこの曲も大好きになった。
そして僕は、オリジナルではないバージョンのほうを、より好む。それは、1997 年に黄金期のメンバーが再結集して行ったスタジオライブでの演奏。
オリジナル発表時の、27 歳のスティーヴィーがあの歌詞を歌っていることにも味わいがあるが、やはり 49 歳になったスティーヴィーが歌ったこのライブバージョンはたまらない。年をとることでさらにいい歌になっているような気がする。歌う側にとっても。聴く側にとっても。
そう。僕も年をとっている。I'm getting older, too.
再結集ライブの DVD 『ザ・ダンス~グレイテスト・ヒッツ・ライヴ』
他には、高田渡の「系図」や、さだまさしの「退職の日」とかも好き。
フリートウッドマックのスマッシュヒット "Big Love"。レコードバージョンはこんな感じ*1。
かっこえー。この音の作りこみ。
ところがこの曲を、作者であるリンジー・バッキンガムは一人でやっちゃう!
すげえ!レコードバージョンのイメージを、ギター1本(とディレイ)で出せている!
スタジオワークのバンドサウンドに遜色ないほどの出来。アメイジングです。
僕が最初にリンジーを知ったのは 1984 年か 1985 年。曲はこの曲 "Go Insane"*2。
一発で好きになった。トーマス・ドルビーとかニック・カーショウのイメージ。でも巡り合わせが悪かったのか、レコードを買うところまではいかなかった。
このときはまだフリートウッドマックのことは全然知らなかった。