2008年02月15日 [長年日記]

[音楽]坂本龍一の連載コラム『「上から」言いきる…』

OPENERS - 第3回 「音楽」について言いきる | 坂本龍一の「上から」言いきる....
http://openers.jp/culture/sakamoto_uekara/003.html

教授がネットでコラム連載をやっているのを知った。読者からの質問に答える形。

僕がまず読んだ回がこれ。質問は、「作曲に音楽の知識は必要ですか?」というもの。

教授の返答を要約するとこんな感じ。「知識は必要。だが音楽の学問は作曲には役に立たない」。

音楽にかんする知識がなかったら、
作曲なんかできるはずがない。
言葉を知らなければ小説を書けないのとおなじです。
ボーっとしているだけで何かがわいてくるということは
幻想です。
学問としての音楽は、
定義づけだったり、ネーミングだったり、ジャンル分けだったり……
音楽を理解するための方法なんです。
最初にそれをやった人ではなく、あとの人が
“あとづけ”として体系化したものだから、
いざ作曲に用いようとしても、
役立たないことのほうが多いのです。

大変含蓄のある見解だと思った。

では、センスと知識はどっちが重要か。そうねー、どっちも大事だけど、極論すればセンスのほうが大事なんじゃないかな。

でも教授の曲を聴くと、あーやっぱり知識があるとホント豊かだよね…と思う。センスある人が知識を持つと鬼に金棒。


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