2008年05月27日

[バンド]バンドの形態(コピー、オリジナル、アレンジ)を中華料理店に例えてみた

5月25日のエントリで僕のバンド形態の好みについて書いたのをきっかけに、バンド形態を中華料理店に例えて考えてみた。

その1:コピー亭

  • いわゆる普通のお店。
    • 工夫やひねりはほぼ皆無。
    • オリジナリティ?なにそれ、おいしいもの?
  • みんなのイメージどおりの料理が出てくる。
    • ラーメンを頼めばあのラーメン。
    • ギョーザを頼めばあのギョーザ。
    • チャーハンを頼めばあのチャーハン。
  • うまい店はうまい。
  • まずい店はまずい。

その2:オリジナル飯店

  • 素材や味付けは中華風だが、メニューはすべて独自に考案されている。
    • 麺類はあるが、ラーメンはない。
    • 詰め物料理はあるが、ギョーザはない。
    • ご飯ものはあるが、チャーハンはない。
  • うまい店はうまい。
  • まずい店はまずい。

その3:アレンジ軒

  • メニューはいわゆる普通のメニューだが、具材や調理法や味付けにひねりが加えられている。
  • みんなのイメージとは異なる料理が出てくる。
    • ラーメンを頼んだら、麺じゃなくてジャムが入っているとか。
    • ギョーザを頼んだら、白菜が入ってなくて、生クリームで食べるとか。
    • チャーハンを頼んだら、炒めていないとか。
  • うまい店はうまい。
  • まずい店はまずい。

どの店が一番か?

それはお客さんが各々で判断することである。

けんごはどう思っているのか?

味がうまけりゃそれでいい。それが唯一の判断基準。

ただ、こうは思う。うまいかまずいかの確率がどの店でも半々だとしても、アレンジ軒でまずい料理に出会ってしまったときの落胆は、他の店でのそれよりも大きくなってしまうのではないか、と。なぜなら、ただまずいだけではなく、メニューを見て抱いていた先入観も裏切られてしまった、ということだから。「ラーメン頼んだのに、ラーメンの味がしない!しかも、まずい!」みたいな。

そんな場面に遭遇したら僕も、「これなら、普通のラーメン出してくれればいいんじゃ…」と思うような気がする。

でもだからといって、「こんなものラーメンじゃない!」という原理主義を掲げる気はない。繰り返しになるが、うまけりゃなんだっていいのだ。問題は、うまいかまずいか、なのだ。

けんごの結論

味こそがすべて。

All You Need is Yam.

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