遅まきながら評判のアベーロードを見た。なるほどすげー、と思ったけど、評判で期待しすぎたせいなのか、見終わってもそれら評判ほどの感想は抱かなかったなー。とりあえずほとんどの編集映像は邪魔だった。ライブ映像だけのほうがよかったんじゃないかな。
でなんとなく口直しに『孤独の太陽』を聴いた。いいアルバムだわー。日本のディランは俺だ、という自身の発言を実践した良作品だと思う。なんとなくディランファンは桑田やサザンを遠巻きに見ているような印象があるけど、この作品はぜひディランのファンに聴いてみてもらいたいなあ。
しかしこのアルバム、大人の思惑ほどには売れなかったらしい。それこそビクターからしたら大コケみたいなもんだったらしい。
これが大ヒット作品にならなかったことで、たぶん桑田は何度目かのあきらめをしたんじゃないかな、と僕は思っている。
上記記事で、甲本ヒロトの弔辞がたぶん全文、記されている。ヒロトはやっぱり弔辞を読ませても天才なんだな。
というかこの弔辞を選択して全文載せたナタリーのことを、僕は心から高く評価したい。