ITに興味の無い人間に(対して) メリット・デメリットを説明して、 なぜ必要なのかを実感させる のは 至難の業だよ。
この問題は根深いのです。 お客さんも画質を気にしない、 制作者も気にしないのです。 少数の心あるスタッフがいくら説明しても 誰も興味ない状況です。 未開の地に訪れた宣教師のように ただ呆然とするしかないのです。
僕も同じことをよく思う。日本語の文章力のことが多い。
料理も似たようなジレンマがあるよねきっと。
というか誰もが、自分の得意分野においては、他者の無理解を嘆いているんだろう。温度差という一言で説明できてしまうこの状況は、古今東西でいかんともしがたい。
では、ならば、どうするか。
津田大介さんへのインタビューをご紹介。
論評するのは簡単です。 でもそこから先,物事を変えるには 行動しなくちゃいけない。 誰かがやらなくちゃいけないけど 実際には誰もやらない。 僕らがうまくやれている自信はないけですけど, それでも ほかの人がやらないのだからやらないと, と思ってやっています。
僕が付け加えることは何もない。
ブルーハーツのスタンスを「やっても空しい でもやるんだ」と評したのは渋谷陽一だった。1989年の真島昌利へのインタビューでの指摘。