いまからちょうど9年前。2000年11月にライブをしたときのこと。終演から数日後、僕はライブを一緒にやった仲間にこんなメールを出していた。
**さんからお借りしている 昨年末のライブの DV(デジタルビデオ)テープを素材に、 バイオで編集してみました。 具体的には、 「ダイジェスト版を作ってみんなにパソコンで見てもらおう」 という目的のもと、 映像を取捨選択して、 最終的にそれをひとつの動画ファイルにまとめる、 という作業を行ないました。 で、結果はと申しますと… 先行きまだまだッス… とにかく動画のファイルサイズがでかすぎるんス~(笑)。 リハーサル時の映像を ちょこちょこと抜き出そうとしたんですが、 2~3分だけで あっというまに何百MB になってしまいます。 ひえ~、と思いながら、 選択単位を約10秒までに落とし、 結局約2分の動画ファイルを生成しました。 このファイルのサイズ…なんと… 400 MB です… これは圧縮していない状態なので、 MPEG1 という一般的な動画圧縮形式に変換しました。 すると一気に 20 MB までサイズダウン。 約20分の1ですね。 しかし、冷静になって考えると、 圧縮しても 20 MB … (^^;) とてもホームページにおいたり、 ましてや電子メールに添付して気軽に配る、 なんていうサイズではありまへん…(笑)。 そんなわけでこのファイルはオクラ入りとなります。 映像自体はとてもきれいで、 みなさんがパソコンの画面で動き回るのを見るのは なかなかに感動的でした(本当)。 しかし、 動画の圧縮技術がもっと進むとか、 高速通信回線がフツーになるとか、 パソコンの性能やハードディスクの容量がもっと上がるとか、 そういったインフラ面が向上しないと、 まだまだ動画ファイルの気軽なやり取りは難しいなと… 実感した次第でございます。 音声での MP3 のような、 ブレイクスルーが早く起こってほしいですね (^^) ちなみに今月から、 手持ちの CD をどんどん MP3 にしてしまうという作業を 開始しています。 手元に残るのは本当に大切な CD だけになりま~す。
お蔵入りしていたファイルをいま、YouTube にあげた。隔世の感。約1分半です。フェルマータとリタルダンドを間違えている件についてはスルーの方向で。
当時編集に用いた機材は下記のとおり。