2006年11月20日 [長年日記]

[音楽]編集盤『SPARK!』でやっと気づいたヤン富田のネタというか仕込みというか

SPARK! Music For Outdoor Life

ビール・発泡酒・飲料水のCMソングを集めたコンピレーション盤。Ben Folds Five の "Jackson Cannery" が収録されているため、我が家の、というかあすみちゃんのアンテナに引っかかったのだった。

ところが収録曲をよく見渡してみるとこれが結構なかなか。モンティ・パイソンの "always look on the bright side of life" とか J・ガイルズ・バンドの "Centerfold" とか。他にもいろいろ。というわけでゲット。

すると、ものすごく聴き覚えのある曲が、しかもオーケストラアレンジで流れてきた。なんだなんだこの曲は?ヤン富田のアルバムに入っている曲じゃないか。 Astro Age Steel Orchestra 名義のアルバム『Happy Living』収録の、「Flying Saucer At Big Country」という曲だ。

Happy Living

急いで『SPARK!』のほうのライナーを読んでみたら、「ザ・ビッグ・カントリー(映画「大いなる西部」テーマ曲)」という曲だった。そして原題は "Jerome Moross Rides Again!" だった。 ここまで知ったとき僕はしびれた。ヤン富田のその曲は Flying Saucer has just landed ! で始まり、Flying Saucer has landed again ! でリプライズするという構成だったのだ。うわーヤン富田やっぱり面白いー。

ところで『SPARK!』に収録されているほうは、上野耕路が編曲を行っていた。これまた久々に目にした名前なのでびっくり。

最後になりましたが、『Happy Living』はすごくよいアルバムですよ。


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