2007年01月19日 [長年日記]

[日常]子供が家から自立するようにする方法

偉愚庵亭憮録 - ファミリーズ
http://takoashi.air-nifty.com/diary/2007/01/post_47f5.html

小田嶋隆氏が、2005年末から2006年初頭にかけて発生した殺人事件を契機に書いたエントリ。

ルーさんが示唆している通り、
現代の核家族というのは、ひとつの密室です。
特に、都市の、
コンクリート壁とサッシ窓に囲まれた、四角い空の下の家族は、
金魚鉢の中の金魚に似ています。
ですから、雑居房の空気を息苦しく感じる年頃になったら、
すみやかに出て行くべきなのですね。
もちろん、一人暮らしの孤独もまた、
それはそれでより狭い密室ではあるわけですが。
いずれにしても、孤独の複数形よりはマシかもしれない、と。

そしてたまたま読んだ週刊プレイボールで、同氏がこんなことを語っていた。

子供を家から追い出すのは簡単だ。
居心地のいい家にしなければいい。
家族四・五人、六畳一間にすれば、勝手に出て行くようになる。

なるほどこの方法はいい。なにしろ僕自身が家を出たときの最大のモチベーションもやはり、「こんな場所からは一刻も早く抜け出したい!ただし自分の経済力で!」というものだったものな。

必要は発明の母。行動の母でもあるということか。


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