トレイシーはイギリスのコメディ女優で、当時の紹介文ではよく「イギリスの山田邦子」と書かれていた。その彼女が 1984 年に突然音楽作品を発表。1960 年代リバイバル風の作品だったが、これが単なる企画ものの域を超えた素晴らしいものだった。デビュー曲「They Don't Know」(邦題「夢見るトレイシー」)は、僕の人生のトップ 10 に入る曲。
だが僕は、1984 年のファーストアルバムも、その翌年のセカンドアルバムも、どういうわけか買わなかった。どちらもすぐに廃盤になってしまっていたので後悔していた…のだが、ファーストアルバムが 1990 年に突然 CD で再発された。このことは本屋でロッキング・オンを立ち読みしていて知ったのだが、その場で「うおっ!」と本当に叫んでしまったほど嬉しかった。あと、その記事を読んで初めて知ったのだけど、この作品にはカースティ・マッコールが深く関わっていて、クリス・スペディングがギターを弾いていた。あのコーラスはカースティで、ギターソロはクリスだったのか。しかも高品質。有名な人は有名だからすごいのではなく、すごいから有名になったのだ、とは甲本ヒロトの言葉。
その CD はもちろん購入。そしたら「They Don't know」や「Break-A-Way」以外の曲も佳曲揃い。後日ベスト盤も発売されたので購入。するとファーストアルバム以外の曲がこれまた素晴らしかった。なので輸入盤でセカンドアルバムも購入した。
ときに 1980 年代の音楽シーンは不毛だったと言われるが、僕はあの時代にも好きな音楽がたくさんある。これは、その時期に思春期を過ごしたことに原因があるのだろうか。三つ子の魂百までということなのか。いや、やっぱり本質的に作品の質が良かったのだと思うんだ。だからいまだってきっと、いい音楽はあちこちに転がっているはずだ
ところで全作品ゲットしたと思っていたトレイシーだが、その後輸入盤で 1 曲だけ知らない曲を見かけたことがあった。曲名は憶えていないのだが、いつかゲットする日を夢見て。
突然 FC東京への移籍が決まった福西。優男風のルックスと確かな技術とは裏腹に、エグいことをさらりとやってのけることでも有名。ついたあだ名は「さわやかヤクザ」。
そんな彼の側面をまとめたサイトを見つけた。面白かったのでご紹介。
「爽やかヤクザ」 「ベビーフェイスアサシン」 「磐田の若頭」 物騒なあだ名は名誉の証。
この「さわやかヤクザ」という言葉、なんとあの『現代用語の基礎知識』 にも掲載されているらしい。QBK が載ったという話は知っていたが。へえー。
読み落としていた。笑った。
背番号は23、 マイケル・ジョーダン、デビッド・ベッカムで有名な背番号だが、 インテルの暴れん坊、マルコ・マテラッツィもつけてるのは なにかの因果だろうか?
トレイシーいいよねえ。私としても"They Don't Know"は最高に好きな1曲、人生トップテンにも入ります。おまけにプロモにはポールがオチに出てくるし。それと、最近セカンドに入っている"Sunglasses"がなぜか私のiPodで季節外れなヘビーローテーション中。リアルタイムでは聴いていないんだけど、当時(中学生)のことを思い出させてくれる切なさがあるね。
いいよねえ。でも俺、トップテンは言い過ぎたかも。だって同じくらい好きな曲集めたら、絶対 10 曲じゃ収まらないんだもの(笑)。ということで、エバータイムベスト、とでも言い換えようかな。この英語あってるのかな?<br><br>最近の iPod はレート設定(☆をつける)もできるから、これからは大好きな曲が流れたら☆をつけていってみようかな。そしたら俺のベストソングスプレイリストが作れるね。