とてもいい本だった。手元に置いておきたい。文庫版はないかな。
この本のテーマはタイトルどおり、子どもにどう接するか、という点にあるが、実はよいコミュニケーションと信頼を築く方法について述べられている本だと思う。なので、子育てに直面していない人にとってもよい本なんじゃないだろうか。
要点を抽出すると下記のようなものになる。
なぜこのやり方がよいのか、弊害はないのか、といった点については、本書中できちんと解説されている。他にもたくさんの参考意見が語られているが、その文章は終始平易で、かつ論旨がブレなくて、説得力もあった。僕はいちいちうなづきながら読み進めてしまった。そして僕はそれを信じる気になった。