フェアトレードの業者は 市場価格よりも高く豆を買い、 農民の生活の安定化を目指す。 で、 その活動に賛同してくれるところに 高めの値段で仕入れてもらう。 だから フェアトレードの商品は 他と比べると 値段が高くなっている。
前から思っていたんだが、フェアトレードと言われると、僕が普段利用している取引はフェアじゃない・公正じゃない・お前は不公正に加担している不公正な人間だ、と言われている気分になる。
そうなのかもしれないが、本当にそうなのか?自由経済なんだから、安く買い叩かれることを選択しているのは農家自身の意思でしょ?とも思う。
しかしこれは、サービス残業がイヤなら断ればいいじゃない!みたいな言い分なんだろうな。現実的には末端の者には選択権はないに等しく、だから彼らを救うには法整備が実効的だと。フェアトレードも、そういうことなんだろうな。マリー・アントワネットの「パンがないのならケーキを食べればいいじゃない!」みたいな…いやこれは違う。
まあそんな推測をからめながらおいおいフェアトレードについてもアンテナをはっておこう。ちなみにいまの僕の見解を言うと、フェアトレードにはエコエコ詐欺と同じ臭いを感じることがある。ウラはまだ一切取ってないけど。
経済学的な観点から見ると、 「やっぱ安い方がいい!」 って人が大多数だろうし、 需要と供給とか、 価格決定のメカニズムとか、 なんだらかんだらで 苦難の道だと思う。
既存トレード(アンフェア?)でご飯を食べている立場ですので、フェアトレードに関しては一歩引いて見ております。 <br>実際、詐欺っぽいフェアトレード組織は存在しているようですしね。 <br> <br>質の良いものにお金を払うのは当然ですが、粗悪品を喜んで買う気はないです。 <br> <br>なんつーか、NGOの農業指導は健全だと感じるのに、どうもフェアトレードは若干不健全に思えるのです。。。 <br>生産者の意識向上を妨げる買い上げ方をするくらいなら、学校を作ってあげたほうがいいんじゃないかというのが現在の私の考えです。
なんつーか、フェアトレードの方々は、広報があまりうまくないという印象も受けます。 <br>それが、ふじくみさんや僕にも、多少なりとも影響しているような気が。 <br> <br>口先三寸な売り込みには辟易しますが、 <br>スマートで好印象な広報能力というのは実に大切で有益だと思います。