デンマークの都市といえば、首都のコペンハーゲンは有名。第二の都市はオーフスで、そこはデンマークにしては坂が多い起伏に富んだ地形だった。第三の都市はオーデンセ。童話作家アンデルセンの故郷として知られる町。
そして僕が滞在した町 Vejle(ヴァイレ)は、上述した都市よりもずっと小さな町、なのだそうだ。これといった特徴や名高い観光名所もない。確かに日本で売られている北欧ガイドブックを見ても、地図には記載があるものの、Vejle という町について割かれたページはまったくなかった。
加えて僕はほんの一週間滞在しただけなので、どんな町だったかという印象を伝えるのは難しい。強いて言うならば、静かな町、という感じ。
でも僕にとってはとにかく、親しい知人が住んでいる町、これにつきる。だから多分、また来ることがあるだろう。