1997年に池袋イシバシ楽器にて初対面。ルックスに一目惚れ。下調べと熟考の後に購入。3 グレードの真ん中のモデル。定価は確か 65,000 円だった。
僕はこのベースを見るまで、フジゲンというメーカを知らなかった。楽器屋の店員さんによるとこんなメーカ。
店員さん曰く、僕が買った 65,000 円のベースも、スペック的には10万円クラスであるとのことだった。でも僕には真偽のほどはわからない。
ヘッドには「F&C Anboy」とロゴが入っている。これは廉価版のラインナップにつけられたブランド名だったらしい。なおこのモデルの型番は確か、FCB-65 とかだったと思う*1。F&C Anboy のベース、の略なのかな。
主な仕様は下記のとおり。
ボディは小振りで軽量。僕はこの前にフェンダージャパン製の 1962 年型ジャズベース(制作は 1990年、ボディ材はアルダーだったような)を使っていたが、それよりもかなり軽く感じた憶えがある*3
ボディシェイプはフォデラを意識していると言われている。フォデラは、蝶のロゴで有名な高級ベースメーカ*4で、確かに似た形のモデルを有している。このシェイプは低音弦側のネックに接するボディ容積を多くとっており、それによって低音を稼ごうとしているらしい。小振りなボディの小さい鳴りをカバーする目的があるのだろう。アクティブPU採用も同じ目的なのかも。
音質は値段なりという気がしてきている。買った当初は不満はなかったのだが。とはいえ僕は高級ベースを所有したことがなく耳は肥えていないから、あまり詳しいことは言えない。
いずれにせよ珍しいモデル。僕はこれと同じベースが使われているのをまったく見たことがない。そのことからもわかるように、このモデルは非常に短命だったようだ。2004年頃にフジゲンのサイトで後継モデルを確認したことはある(ちなみに廉価モデルはなくなっていた)が、店頭で実器を見たのは自分の購入時のほんの一時期だけだった。そして現在では、完全にカタログから消えてしまっている。
しかし昨年フジゲンのカスタムショップに行ったときに尋ねたところ、設計図は現存しているようなので、カスタムオーダーでなら将来も入手できるかも知れないそうだ。
そのベースから出てくる音がとても好きです。そんなにレアな品だったとは……。<br>運命的な出会い、というと言い過ぎなのかもしれないけど、物でも人でも、何故かタイミングが次々にはまって必然の様に接近していくということが、人生では時々ありますね。我々の最初のバンドもそんな感じでしたね。はい、あすみちゃんもそうですね。
わー!書こうとしたこと先読みされてるー!
持ち越されるのはレッドだけです。ホッ。公式戦なのでそれはしょうがないか。<br>まあとにかく、「日本の審判なんてこんなもんだから諦めよう」という気持ちになるのは絶対やめよう、と決意した国立の春の日。
とても共感します>諦めちゃダメ、絶対<br><br>今回の件で大論争が巻き起こっているのも、<br>健全性という面からはよいことですし、救われます。<br>無関心になられたら、本当にアウトですからね。
はじめまして、突然に申し訳ございません。<br><br>Yahooにて「フジゲン F&C」で検索、トップで掲げられてましたので、<br>興味を持って開けましたところ、いきなり「Myベース」と全く同じベースの<br>写真が・・・楽しく拝読させていただきました(笑)<br><br>こちらの調べでは、F&C Anboyは、当時のフジゲンのミドルレンジの<br>ブランド名だったそうです。<br>手軽にアクティブを楽しめる機種として発売されたとの由、渋谷の<br>フジゲンショップで確認して参りました。<br><br>音は、使い方次第、が実感です。<br>超アマのおやじバンドではありますが、実際にライブで使用した<br>映像をYou TubeのMyチャンネルにアップしておりますので、<br>よろしければ是非お立ち寄りください。<br>バンド名はいかがわしいモノではありますが・・・<br><br>You Tubeで「 ピストルズ Pistols ライブ Rock オヤジバンド おやじバンド 親父バンド 」での検索でヒットいたします。<br>または、You Tubeのチャンネル名「castermild1102」でご確認頂けます。
ありがとうございます。動画拝見しました!<br>なんだかすっごくうれしいです!(笑)<br><br>演奏はもちろんですが、バンド名も最高だと思います!(笑)<br><br>ジャズベやスティングレイもお持ちなんですね。<br>どれもいいベースですよねー。